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フランスで注目のサイバーセキュリティ・スタートアップ企業!

5月24日(水)、Sekoia.ioは、フランスのサイバーセキュリティスタートアップ企業としては年初最大の金額となる3,500万ユーロを調達しました。このフランスのスタートアップは、EDFなどの上場企業や公的機関にセキュリティ・プラットフォームを提供しています。



SekoiaのCEO兼創業者であるFreddy Milesi氏は、「ヨーロッパ圏におけるサイバーセキュリティにおけるリーダーになるため」に、今回の資金調達は自社の技術を「幅広く認知・活用」してもらうために調達したと語っています。


同社のプラットフォームは「コントロールタワー」という愛称で呼ばれ、専門用語で「XDR」と呼ばれる拡張検知・対応ソリューションです。ハッカーの脅威や攻撃をリアルタイムで、あるいは事前に検知することを約束します。


グローバル展開を今後行っていく予定のSekoiaは、現在約百人の従業員を倍増させる予定です。また、「24ヶ月以内にヨーロッパ全体で350万人以上の従業員を保護したい」と語っています。


現在、フランスで約100万人の従業員を保護し、約100人の顧客を抱えています。Sekoia.ioは、過去2年間、それぞれ250%の売上成長を誇っています。2023年には、1000万ユーロの売上を目指すという。


昨年9月、フランス政府は、フランスでサイバーセキュリティのチャンピオンを出現させると表明しました。デジタル経済担当大臣のジャン・ノエル・バロは、2025年までにこの分野の売上高を3倍に増やし(Statistaによると2022年には41億4000万ユーロ)、ユニコーン(10億ドル以上の価値を持つ新興企業)を3社、37000人の雇用を創出したい、と発表しています。


政府の取り組みは、すでに実り始め、Sekioa.ioの成功に加え、Tehtrisは4400万ユーロ、ロボットによる攻撃の検知を専門とするDataDomeは3800万ユーロ、サイバー攻撃を予測するSeasame Itは1000万ユーロ調達しています。その多くが、数年以内にユニコーンになることを目指しています。

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